プロフィール

丸井とまと
【会員番号】35201



作品一覧

青春ゲシュタルト崩壊
  • 書籍化作品

総文字数/110,199

青春・友情72ページ

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間宮朝葉は、あるとき自分の顔が認識できなくなってしまった。 そのことをクラスでもっとも苦手としていた男子 朝比奈聖に知られてしまい—— 「お前もしかして……〝青年期失顔症〟なのか?」 * 第五回野いちご大賞 大賞をいただきました。 ありがとうごさいます。 2021年 単行本化 2023年 文庫化 (その後の番外編も収録) ※書籍版とは内容が異なります。 こちらは誤字脱字などの修正前のデータです。
世界が私を消していく
  • 書籍化作品
[原題]世界が君を消していく

総文字数/114,604

恋愛(ピュア)70ページ

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自分のなりすましが現れて、 楽しかった日々が一変した。 私のフリをしているのは、誰? 消えたい。忘れられたい。 全部、なかったことにしてしまいたい。 そう願ったことによって、 私はみんなの世界から〝消えていく〟。 *** ——だけど、宮里。 俺は忘れたくなかったよ。
アオハルリセット
  • 書籍化作品

総文字数/110,356

青春・友情49ページ

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ある日、人の嘘や怒り、悲しみの光の色が 視えるようになってしまった。 中学から高校に上がり、変わっていく人間関係 「ずっと一緒にいようね」 約束に綻びが生じていく。 変わらない関係なんてどこにもなくて 全てが同じ人もどこにもいない。 過ごしてきた時間が長くても 合わない部分も、たくさんある。 「——でも、嫌いになれない」 思い出は簡単には消せない。
教えて、春日井くん
  • コミック掲載中

総文字数/102,573

恋愛(学園)182ページ

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学校一のプレイボーイが恋をしたのは、 清楚な女子(見た目だけ) 「御上さん、これ距離近くない? キスまたしちゃうよ?」 「うん。ちょっともう一回、キスしてみて」 「……そんな軽いノリでいいの?」 キスを強請ったり、チョコレートを食べさせあったり 手を繋ぐことをお願いされたり 「春日井くんって肌白いから、赤くなるとわかりやすいね。かわいい」 「っ御上さん、近い!」 「? 普通じゃない?」 「もう少し危機感持って!」 純情プレイボーイが偽清楚女子に ただただ振り回される不憫で不純なラブコメ ただし時々仕返しをされることもあり。 2021.1/30  公開・完結 * 第五回野いちご大賞 noicomi賞を受賞いたしました。 ありがとうごさいます。 2022年1月14日〜 『春日井くんは、妄想JKと××したい』というタイトルでコミカライズ開始です。

公開リスト一覧

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レビュー一覧

★★★★★
2021/03/28 01:57
ネタバレ
とあるクリスマスのお話

ちょっとした不満から感情的になり、口喧嘩をしてしまうふたりのやりとりはリアリティがあります。
お互いの視点で、それぞれ反省をしながら相手のことを大事に想いあっているのが伝わってきます。いつか思い出して笑い話になるクリスマスなのだろうなと、読んでいてあたたかな気持ちになりました。
最後のフォークをふたつお願いするシーンがぐっときます。
特別なクリスマスケーキではなくても、コンビニのケーキでも、きっと仲直りして一緒に食べるケーキは美味しいはず。
素敵なお話をありがとうございました!

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★★★★★
2020/05/31 22:24
ネタバレ
青くて爽やかな夏のひととき

一気に心が青春に引き戻されました。
冒頭は等身大な高校生男女のふたりのやりとりで、「私、こいつのどこかいいんだろう」って大山さんの心情が特にリアルでした。(恋をしたことがある人なら、一度くらい思うだろうなと)
些細なことで好きと実感したり……そんなリアルで爽やかで、甘酸っぱい青春が詰まった作品です。

そして途中から、彼の〝ある告白〟によって、切なさが雨粒のように降り注いできます。
高校生たちではどうすることもできないもどかしい現実。それでもふたりのやりとりには希望があって、ほんの少しヒリヒリとするのに優しい気持ちになれる。
晴れた日の水面に太陽の光が反射してキラキラとしているような、そんな眩しさを感じる素敵な物語でした。
どうかふたりの未来が幸せでありますように!

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★★★★★
2018/12/01 03:08
ネタバレ
切なくてあたたかな物語

残酷な現実とひとりで戦いながら過ごしている主人公の海月と、目立つ存在で遊んでいそうなのに実はまっすぐな男の子、佐原くん。
クラスも遠くて話したこともなかったふたりがある夜の出来事から関わり始める。

ふたりの生き方や言葉に何度も胸が打たれました。海月と佐原くん、そして周りの人たちの優しさや不器用なところがとても愛おしいです。
少しずつ読もうと思っていたのですが、続きが気になり手が止まらなくて一気に読んでしまいました。

切なくて胸が痛くてあたたかくなる物語で終盤はずっと泣いてました。そしてラストの彼らのやりとりに心が救われて、彼らがどんな大人になっていくのだろうと未来に想いを馳せながら読み終えました。
たくさんのことを考えさせられる物語です。
ありがとうございました。

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★★★★★
2018/11/15 13:02
一途な物語

あることがきっかけで遊び人になってしまった先輩の〝友達役〟になった主人公のかすみ。 かすみが知っている遊び人の先輩の秘密。 先輩の知らないかすみの正体。 いったいどんな秘密なのだろうと気になって、一気に読んでしまいました。ふたりの関係の真実を是非読んで確認していただきたいです。 先に野いちご文庫で読ませていただいたあと、サイト版も読ませていただきました。一部エピソードが違っていて、どちらも楽しかったです。イラストも可愛いので、読み終わった後にもう一度確認して、あのシーンだ!と浸る楽しみもありました。 個人的にまっすぐでさっぱりとしたかすみちゃんがすごく好きでした。 ステキなお話をありがとうございます。

あることがきっかけで遊び人になってしまった先輩の〝友達役〟になった主人公のかすみ。
かすみが知っている遊び人の先輩の秘密。
先輩の知らないかすみの正体。
いったいどんな秘密なのだろうと気になって、一気に読んでしまいました。ふたりの関係の真実を是非読んで確認していただきたいです。
先に野いちご文庫で読ませていただいたあと、サイト版も読ませていただきました。一部エピソードが違っていて、どちらも楽しかったです。イラストも可愛いので、読み終わった後にもう一度確認して、あのシーンだ!と浸る楽しみもありました。

個人的にまっすぐでさっぱりとしたかすみちゃんがすごく好きでした。
ステキなお話をありがとうございます。

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★★★★★
2018/06/09 10:07
ネタバレ
優しい嘘

魔女の魔法によって「透明人間」になってしまった初美。唯一彼女が見えるクラスメイトの堂本くんと、友達の咲良。
・何故透明人間になってしまったのか
・魔女から届く手紙
・初美本人も気づいていない「願い」
・魔女の正体
いくつかの謎がある中、明るい初美と不器用な堂本くんの距離が少しずつ近づいていくのが甘酸っぱくてほのぼのとします。

魔女や魔法といってもファンタジー色が強いわけではなく、青春の中に少し不思議がプラスされた物語でとても爽やかでした。
タイトルの通り、これは誰の嘘なのか。そして、誰にとっての魔女なのか。それを最後まで読んでわかったとき、切ないけれど温かくて優しい気持ちになりました。

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