丸井とまとさんのレビュー一覧

★★★★★
2021/03/28 01:57
ネタバレ
とあるクリスマスのお話

ちょっとした不満から感情的になり、口喧嘩をしてしまうふたりのやりとりはリアリティがあります。
お互いの視点で、それぞれ反省をしながら相手のことを大事に想いあっているのが伝わってきます。いつか思い出して笑い話になるクリスマスなのだろうなと、読んでいてあたたかな気持ちになりました。
最後のフォークをふたつお願いするシーンがぐっときます。
特別なクリスマスケーキではなくても、コンビニのケーキでも、きっと仲直りして一緒に食べるケーキは美味しいはず。
素敵なお話をありがとうございました!

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★★★★★
2020/05/31 22:24
ネタバレ
青くて爽やかな夏のひととき

一気に心が青春に引き戻されました。
冒頭は等身大な高校生男女のふたりのやりとりで、「私、こいつのどこかいいんだろう」って大山さんの心情が特にリアルでした。(恋をしたことがある人なら、一度くらい思うだろうなと)
些細なことで好きと実感したり……そんなリアルで爽やかで、甘酸っぱい青春が詰まった作品です。

そして途中から、彼の〝ある告白〟によって、切なさが雨粒のように降り注いできます。
高校生たちではどうすることもできないもどかしい現実。それでもふたりのやりとりには希望があって、ほんの少しヒリヒリとするのに優しい気持ちになれる。
晴れた日の水面に太陽の光が反射してキラキラとしているような、そんな眩しさを感じる素敵な物語でした。
どうかふたりの未来が幸せでありますように!

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★★★★★
2018/12/01 03:08
ネタバレ
切なくてあたたかな物語

残酷な現実とひとりで戦いながら過ごしている主人公の海月と、目立つ存在で遊んでいそうなのに実はまっすぐな男の子、佐原くん。
クラスも遠くて話したこともなかったふたりがある夜の出来事から関わり始める。

ふたりの生き方や言葉に何度も胸が打たれました。海月と佐原くん、そして周りの人たちの優しさや不器用なところがとても愛おしいです。
少しずつ読もうと思っていたのですが、続きが気になり手が止まらなくて一気に読んでしまいました。

切なくて胸が痛くてあたたかくなる物語で終盤はずっと泣いてました。そしてラストの彼らのやりとりに心が救われて、彼らがどんな大人になっていくのだろうと未来に想いを馳せながら読み終えました。
たくさんのことを考えさせられる物語です。
ありがとうございました。

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★★★★★
2018/11/15 13:02
一途な物語

あることがきっかけで遊び人になってしまった先輩の〝友達役〟になった主人公のかすみ。 かすみが知っている遊び人の先輩の秘密。 先輩の知らないかすみの正体。 いったいどんな秘密なのだろうと気になって、一気に読んでしまいました。ふたりの関係の真実を是非読んで確認していただきたいです。 先に野いちご文庫で読ませていただいたあと、サイト版も読ませていただきました。一部エピソードが違っていて、どちらも楽しかったです。イラストも可愛いので、読み終わった後にもう一度確認して、あのシーンだ!と浸る楽しみもありました。 個人的にまっすぐでさっぱりとしたかすみちゃんがすごく好きでした。 ステキなお話をありがとうございます。

あることがきっかけで遊び人になってしまった先輩の〝友達役〟になった主人公のかすみ。
かすみが知っている遊び人の先輩の秘密。
先輩の知らないかすみの正体。
いったいどんな秘密なのだろうと気になって、一気に読んでしまいました。ふたりの関係の真実を是非読んで確認していただきたいです。
先に野いちご文庫で読ませていただいたあと、サイト版も読ませていただきました。一部エピソードが違っていて、どちらも楽しかったです。イラストも可愛いので、読み終わった後にもう一度確認して、あのシーンだ!と浸る楽しみもありました。

個人的にまっすぐでさっぱりとしたかすみちゃんがすごく好きでした。
ステキなお話をありがとうございます。

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★★★★★
2018/06/09 10:07
ネタバレ
優しい嘘

魔女の魔法によって「透明人間」になってしまった初美。唯一彼女が見えるクラスメイトの堂本くんと、友達の咲良。
・何故透明人間になってしまったのか
・魔女から届く手紙
・初美本人も気づいていない「願い」
・魔女の正体
いくつかの謎がある中、明るい初美と不器用な堂本くんの距離が少しずつ近づいていくのが甘酸っぱくてほのぼのとします。

魔女や魔法といってもファンタジー色が強いわけではなく、青春の中に少し不思議がプラスされた物語でとても爽やかでした。
タイトルの通り、これは誰の嘘なのか。そして、誰にとっての魔女なのか。それを最後まで読んでわかったとき、切ないけれど温かくて優しい気持ちになりました。

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★★★★★
2017/10/05 22:44
ネタバレ
僕と彼女と彼の〝秘密〟

突然失踪したクラスの人気者、唐沢隼人。
友達のいない春瀬光が、ほとんど話したことがない隼人の彼女である橘千歳から、隼人を探しに行こうと声をかけられて始まる夏の物語。

明るくて眩しい橘千歳と、人と関わらずいつも一人ぼっちの春瀬光。正反対な二人の青春物語かとページを捲っていくと、ほんのりとミステリーを感じ始めてぐっと引きこまれます。

唐沢隼人の秘密。橘千歳の秘密。春瀬光の秘密。
キラキラと眩しい青春の中に隠された三人の抱えた秘密が明らかになったとき、張られていた伏線と謎が紐解かれていきます。

それぞれの抱えた問題は重たいものではあるものの、心情・情景描写が丁寧で爽やかさと夏の匂いを感じる心地よい読後感でした。(個人的に二人の掛け合いがとても好きです)

青春と秘密がぎゅっと詰まった彼らのとある夏の一日を是非覗いてみてください。

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★★★★★
2010/01/27 22:43
ネタバレ
十人十色

エッセイを読んで考えさせられました。ひとつの考えとしてとても参考になりました。

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★★★★★
2008/08/15 19:34
ネタバレ
愛を感じられるストーリー

吸血鬼というファンタジックな話というだけでなく、主人公の長年の孤独感、そして芽生えた愛という感情。 彼の中に存在する、周りを想う気持ちや優しさが切なく、愛しく思います。

一ページ、また一ページと捲るうちに、作品に引き込まれました。

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★★★★★
2008/05/30 23:34
ネタバレ
考えさせられます

日常的に誰にでもある感情を押しころすという行為。
読み終わったときは、不思議な気持ちに満ちていました。

考えさせられる。
そんな作品だと思いました。

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