こわい話ノート

帰りの支度をしていると、窓の外から女の子がこちらを覗いていた。
「ねえねえ、一緒に遊ばない?」
にっこり笑うその子がかわいくて、私は窓を開けて「いいよ」と手を取ろうとした。
その時、近くにいた友達が私の服を引っ張って叫んだ。
「待って! ここ三階だよ!」
ハッと息をのむ。あの子は、どこに立っているの?
チッと舌打ちが聞こえた。窓の外の女の子は、私たちを睨みつけている。
「連れて行けると思ったのに」