私はいつも背の順で1番後ろだ。
男子と合わせても1番後ろ。
君が亡くなって、全校集会が開かれた。
『前、ならえ』いつも通りの掛け声がかかった。
反射的に手を伸ばす。
後ろには誰もいない、はずだった。
誰かがぴったり立っている。
冷たい手が私の肩を掴んだ。
「やっと僕が1番後ろ」
後ろを向いてはならない。
そんな気がした。
私の付き合っていた彼氏は、
背が1番低かった。
男子と合わせても1番後ろ。
君が亡くなって、全校集会が開かれた。
『前、ならえ』いつも通りの掛け声がかかった。
反射的に手を伸ばす。
後ろには誰もいない、はずだった。
誰かがぴったり立っている。
冷たい手が私の肩を掴んだ。
「やっと僕が1番後ろ」
後ろを向いてはならない。
そんな気がした。
私の付き合っていた彼氏は、
背が1番低かった。



