日常の中のこわい話SS

「わっ!」思わず飛び起きた。「こら、授業中寝るなよ」先生が注意し、どっとクラス中で笑いがおきる。なんだ、夢か。ホッとしたのも束の間、俺はふいに窓の外を見て息をのんだ。校庭の端にたたずむ見覚えのある髪の長い女の子。冷や汗がたらりと頬をつたった。「なぁ、知ってる?悪夢のユメ子さん。普段は夢の世界から出てこないんだけどその姿を現実世界で見ると呪われるんだって」そんな友達の声が頭の中によみがえっていた。