***
「かっ、かわいい~!!!!」
次の日曜日。昼過ぎに、上本くんと近くのショッピングセンターで待ち合わせ。
そして、入ってすぐのとこにある雑貨屋さんの店先に置かれた棚に、さっそく引き寄せられたわたし。
なにこれ、うさカッパだって!
新しいキャラクター⁉
ウサギの長い耳とカッパのお皿の両方がついてるんだよ⁉
こんなの、カワイイしかないんだけど。
「……そういうのが好きなんだ」
静かな声がうしろでする。
「ご、ごめんね! 一人ではしゃいじゃって」
「別に。一ノ瀬が見たいものを見ればいいし」
そう言われてハッとする。
違う違う。わたしが楽しんでどうすんの。
今日は上本くんの好きなものを知るために来たんだったよ。
「今日は上本くんが見たいとこに、とことん付き合うつもりで来たから! ほらっ、上本くんの見たいお店に行くよ!」
そして五分後――。
「かっ、かわいい~!!!!」
次の日曜日。昼過ぎに、上本くんと近くのショッピングセンターで待ち合わせ。
そして、入ってすぐのとこにある雑貨屋さんの店先に置かれた棚に、さっそく引き寄せられたわたし。
なにこれ、うさカッパだって!
新しいキャラクター⁉
ウサギの長い耳とカッパのお皿の両方がついてるんだよ⁉
こんなの、カワイイしかないんだけど。
「……そういうのが好きなんだ」
静かな声がうしろでする。
「ご、ごめんね! 一人ではしゃいじゃって」
「別に。一ノ瀬が見たいものを見ればいいし」
そう言われてハッとする。
違う違う。わたしが楽しんでどうすんの。
今日は上本くんの好きなものを知るために来たんだったよ。
「今日は上本くんが見たいとこに、とことん付き合うつもりで来たから! ほらっ、上本くんの見たいお店に行くよ!」
そして五分後――。


