***
「おー、浩輔、久しぶり」
「キャプテン、お疲れさまです!」
「浩輔先輩、肩の方はどうですか?」
「へへっ、順調、順調! もうちょっとしたら戻れると思うから。そしたらまた頼むな!」
週明けの公式練習が始まる直前、ケガでお休み中の遠藤浩輔くんがグラウンドにやってくると、先輩も後輩も次から次へと遠藤くんに声を掛け、遠藤くんがそれに笑顔で答えている。
なんだか野球部の空気が一瞬にして明るくなったみたい。
きっと野球部のムードメーカーで、ものすごく大切な存在なんだろうなってことが、部外者のわたしにも一瞬にして伝わってくる。
「浩輔、来てくれて本当に助かる」
「なあに言ってんだよ。野球部ためじゃん」
頭を下げる上本くんの背中を、遠藤くんがバシバシ叩く。
その後、遠藤くんがわたしの方を見た。
「一ノ瀬……だっけ? なんか巻き込んだみたいで、ほんとごめんな」
「ううん。こっちこそ、ケガでお休みしてるのに、来てもらっちゃってごめんね」
「いや、それは全然。たまには顔出したかったし。そんで、変化球覚えたいんだって?」
「うん、そうなんだけど……わたしみたいなど初心者でも大丈夫だと思う?」
「おー、浩輔、久しぶり」
「キャプテン、お疲れさまです!」
「浩輔先輩、肩の方はどうですか?」
「へへっ、順調、順調! もうちょっとしたら戻れると思うから。そしたらまた頼むな!」
週明けの公式練習が始まる直前、ケガでお休み中の遠藤浩輔くんがグラウンドにやってくると、先輩も後輩も次から次へと遠藤くんに声を掛け、遠藤くんがそれに笑顔で答えている。
なんだか野球部の空気が一瞬にして明るくなったみたい。
きっと野球部のムードメーカーで、ものすごく大切な存在なんだろうなってことが、部外者のわたしにも一瞬にして伝わってくる。
「浩輔、来てくれて本当に助かる」
「なあに言ってんだよ。野球部ためじゃん」
頭を下げる上本くんの背中を、遠藤くんがバシバシ叩く。
その後、遠藤くんがわたしの方を見た。
「一ノ瀬……だっけ? なんか巻き込んだみたいで、ほんとごめんな」
「ううん。こっちこそ、ケガでお休みしてるのに、来てもらっちゃってごめんね」
「いや、それは全然。たまには顔出したかったし。そんで、変化球覚えたいんだって?」
「うん、そうなんだけど……わたしみたいなど初心者でも大丈夫だと思う?」


