――ガラララッ!!!
「遅れてすみませんっ!!!」
クラス中のみんなの視線が刺さる中、私はキリッとした眼差しで月寄先生…じゃない男のムキムキマッチョ先生を見つめる。
「遅れた理由は」
「おばあさんを助けてました。」
「プッ!」
え…?
「ハハッ!!ハハハハッ!!!」
なんで、笑い出すの……?
ふと胸元に目をやると、名札には『科瀬 雄貴』という名前があった。
科瀬先生…
「名前は」
「こ、胡依…愛里清…です」
「俺は月寄先生が体調不良のため、代理で来た科瀬 雄貴だ。」
淡々と話す先生。
「…それより、嘘にもほどがあるぞ?胡依。」
「違っ……嘘なんかじゃ……!」
「おばあさんを助けただァ?そんなの……おとぎ話に過ぎねえんだよ!!」
先生が教卓をバンッ!!と叩く。
「っ!!」
「胡依以外は移動教室行っとけ。」
みんながスタスタと教室を出ていく。
その中で、こっちを見ていた虹くんと目が合った。
『だいじょうぶ?』と、口パクで伝えてくれる。
「夏凪!さっさと行け!」
「すみません」
怖いよ……この先生っ……
「胡依、ホントのこと言え」
「こ、これが本当のことです…」
「へえ?」
先生がニヤッと笑って私を見下ろす。
な、なんなの……!
と、思ったその瞬間―――
「遅れてすみませんっ!!!」
クラス中のみんなの視線が刺さる中、私はキリッとした眼差しで月寄先生…じゃない男のムキムキマッチョ先生を見つめる。
「遅れた理由は」
「おばあさんを助けてました。」
「プッ!」
え…?
「ハハッ!!ハハハハッ!!!」
なんで、笑い出すの……?
ふと胸元に目をやると、名札には『科瀬 雄貴』という名前があった。
科瀬先生…
「名前は」
「こ、胡依…愛里清…です」
「俺は月寄先生が体調不良のため、代理で来た科瀬 雄貴だ。」
淡々と話す先生。
「…それより、嘘にもほどがあるぞ?胡依。」
「違っ……嘘なんかじゃ……!」
「おばあさんを助けただァ?そんなの……おとぎ話に過ぎねえんだよ!!」
先生が教卓をバンッ!!と叩く。
「っ!!」
「胡依以外は移動教室行っとけ。」
みんながスタスタと教室を出ていく。
その中で、こっちを見ていた虹くんと目が合った。
『だいじょうぶ?』と、口パクで伝えてくれる。
「夏凪!さっさと行け!」
「すみません」
怖いよ……この先生っ……
「胡依、ホントのこと言え」
「こ、これが本当のことです…」
「へえ?」
先生がニヤッと笑って私を見下ろす。
な、なんなの……!
と、思ったその瞬間―――



