その夜は、寝られず、次の日には、目の下にうっすらと隈が浮かんでいた。
学校に着いてからも、先生の声も、授業の内容も、全く耳に入ってこなかった。
しかも、クラスの男女からの人気が不動のトップである友人、宇原 望央曰く、今日は2ヶ月後に迫りつつある中間テストの範囲が発表されたそうで。
しかも、もう言わないとか。
これ、終わった感じ?私の成績……
* * *
「ねぇ、乃慧、体調悪いの?保健室行く?」
昼休み、望央が、心配した様子で声をかけてくれた。
けれど、全くとは言えないものの、体調は悪くないので、首を軽く横に振った。
そして、私は『良かった』とでも言うような顔をした望央を横目に、『あいつ』の席へと足を運ぶ。
いつも、私はあいつの席に行くことがないので、付き合ってると、いや、まだ付き合い続けるはずだと思っているであろうクラスメイトたちがざわつき始める。
そいつが、気づけば真後ろに佇んでいた私に驚き、ヒエッとでも言うような顔をして、椅子から重心を外した。
学校に着いてからも、先生の声も、授業の内容も、全く耳に入ってこなかった。
しかも、クラスの男女からの人気が不動のトップである友人、宇原 望央曰く、今日は2ヶ月後に迫りつつある中間テストの範囲が発表されたそうで。
しかも、もう言わないとか。
これ、終わった感じ?私の成績……
* * *
「ねぇ、乃慧、体調悪いの?保健室行く?」
昼休み、望央が、心配した様子で声をかけてくれた。
けれど、全くとは言えないものの、体調は悪くないので、首を軽く横に振った。
そして、私は『良かった』とでも言うような顔をした望央を横目に、『あいつ』の席へと足を運ぶ。
いつも、私はあいつの席に行くことがないので、付き合ってると、いや、まだ付き合い続けるはずだと思っているであろうクラスメイトたちがざわつき始める。
そいつが、気づけば真後ろに佇んでいた私に驚き、ヒエッとでも言うような顔をして、椅子から重心を外した。

