別れてくれない?浮気性彼氏くん。

私だった。


こうなったら…っ!


「何が娘だよ!裏では養子って思ってんだろ?だってそうだもんなぁ!!みんなの前だけいい顔しやがってさ?これで化けの皮剥がれちゃったねぇ?虐待クソジジイ&クソババアなおふたりさん?」


口からどんどん言葉が流れるように出てくる。


口角が、にまあっと上がっていくのが分かる。


「の…え……ちゃんっ…?」


公共の場だからと母親(づら)してちゃん付けした母の声も無視して。


何もかも、する準備はできてるから、姉さん。


「ねぇ…父さん、母さん、お空の上は快晴みたいだよ?」


「え、えあ、そうなのね?」


「じゃあ、お土の下はどうなんだろうねぇ?」


……お土の下。


お空の上が天国なら。


お土の下は―――?


そこに、2人仲よく連れてったげるよ。


私、がね―――。