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家に帰って私の両親と対面した椿くんは、緊張していたと言っていたのが嘘みたいに明朗とした態度で話していた。
初めは探り探りといった様子で椿くんに話しかけていたお父さんも、一時間も経てばすっかり椿くんを気に入った様子で、一緒にお酒を飲みながら、自分の好きな野球の話をしていたし、椿くんもお父さんの雑談に楽しそうに付き合ってくれていた。
そんな二人を見て、目が合ったお母さんとクスクス笑い合ってしまったのは、仕方がないと思う。
翌日は椿くんと電車に乗って有名な神社まで参拝に行って、カフェでランチして、午後は水族館に行って楽しんだ。新潟で過ごす二日間はあっという間だったけど、椿くんも楽しんでくれたみたいで嬉しかった。
次に行く時は花火大会かな、でも冬の新潟にも行ってみたいな、なんて話をしながら、今ではすっかり住み慣れたネオンの眩しい土地を、キャリーケースを引きながら歩く。



