「全く、まだ何もあげてないんだから、お礼の言葉は早いわよ。それじゃあランチしたら、アパレルショップ巡りでもしましょうか。私が百合子ちゃんにぴったりの服を選んであげるわ」
「美代さん、センスいいですもんね」
「ふふん。私なんだから、当然よね。椿も惚れ直しちゃうようなすんごいやつ、選んであげるわよ」
そんな会話を繰り広げながら、日替わりランチが美味しいと評判のお店に向かっていれば、道中で見知った後ろ姿を見つけた。
同じくその存在に気づいたらしい美代さんは、ぽっと頬を赤らめて小走りで駆け寄っていく。
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