「あ。あと俺、相当重いと思うから、覚悟しておいてね?」
「……ちなみに重いっていうのは、その……どれくらい?」
「んー、そうだなぁ……とりあえず、俺以外の男とはなるべく喋ってほしくないし、笑いかけるのも嫌だし、毎日会いたいし、毎日好きって伝えたいし……」
「う、うん、まぁ……出来る限り善処はするよ」
止まりそうにない黒瀬くんの激重発言を遮って、善処するとだけ伝えておく。
「――もう絶対に、逃がさないからね」
大きな掌で頬を包まれたかと思えば、優しいキスが降ってきた。
此処は人目もあるのにとか、逃げるつもりなんてないよとか、言いたいことは色々あるけど……でも、今日くらいはいいかな。
そっと瞼を閉じて、黒瀬くんに身を任せながら、その甘すぎる熱を受け入れた。



