テレビで見てバドミントンカッコいいーって思った。
耳を刺激するシャトルが飛んでいく音に、追いつかないぐらい展開の速い打ち合い、何よりスマッシュが決まった時のわーって気持ち高ぶるあの感情に憧れて、思い切って地元のバドミントンクラブに入ってみた。
入ってみたのに…
「僕かわいいと思うんだけどなぁ」
ぷくっとさせた頬を人差し指でちょんっとして、ついでにウインクまで飛ばしてくる。
あ、やばいわかりやすく嫌な顔しちゃった。
でも気にしてないっぽいからいいか。
わたしとあんまり身長の変わらない、くりっとした瞳の加藤陽向はわたしの相方の男の子。
「今日のウェアもかわいくない?」
くるーっと一回転させてスカートをひらっとさせて見せる、わたしの相方の…
「新しく買ったんだー♬」
男の子、である。
髪の毛もわたしより長いけどあれはヅラらしい。
なんでそんな格好してるのかよくわかんなけど、別にそれが悪いとかは思ってないしそんなの自由だし好きにすればいいんだけど。
「あ、ひな試合終わったからあいさつしなきゃ!」
「ちょっと触らないで!」
「触ってねぇーよ!」
れっきとした男の子なので、できれば近付かないでほしい。最低でも半径5メートルは。
それだと試合できないって陽向に言われたけど、本当はそれぐらい距離保って…
「ひな!」
「な、なに!?」
くれるといいんだけど。
「めっちゃいいスマッシュだった!」
「…ありがとう」
なるべく、シャトルのラリーができるぐらいの距離感でいてくれたらいいい。
耳を刺激するシャトルが飛んでいく音に、追いつかないぐらい展開の速い打ち合い、何よりスマッシュが決まった時のわーって気持ち高ぶるあの感情に憧れて、思い切って地元のバドミントンクラブに入ってみた。
入ってみたのに…
「僕かわいいと思うんだけどなぁ」
ぷくっとさせた頬を人差し指でちょんっとして、ついでにウインクまで飛ばしてくる。
あ、やばいわかりやすく嫌な顔しちゃった。
でも気にしてないっぽいからいいか。
わたしとあんまり身長の変わらない、くりっとした瞳の加藤陽向はわたしの相方の男の子。
「今日のウェアもかわいくない?」
くるーっと一回転させてスカートをひらっとさせて見せる、わたしの相方の…
「新しく買ったんだー♬」
男の子、である。
髪の毛もわたしより長いけどあれはヅラらしい。
なんでそんな格好してるのかよくわかんなけど、別にそれが悪いとかは思ってないしそんなの自由だし好きにすればいいんだけど。
「あ、ひな試合終わったからあいさつしなきゃ!」
「ちょっと触らないで!」
「触ってねぇーよ!」
れっきとした男の子なので、できれば近付かないでほしい。最低でも半径5メートルは。
それだと試合できないって陽向に言われたけど、本当はそれぐらい距離保って…
「ひな!」
「な、なに!?」
くれるといいんだけど。
「めっちゃいいスマッシュだった!」
「…ありがとう」
なるべく、シャトルのラリーができるぐらいの距離感でいてくれたらいいい。



