バド×ハピ~きみのことなんか好きじゃないし!~

今度はあかりちゃんがわたしの目を見たからきょとんとしちゃった。


えっと、それは…

どうゆう意味?


「ひなひなは最きょっ」

「全然いいよ!」

食い気味に何の迷いもなく答えた、だって本当に悩むことがないんだもん。
わたしは女の子とペアになりたいんであって、ちーっとも陽向とやりたいとか思ってないから。

「いいよ!」

あれは偶然だよ?

なんかたまたま上手くいっちゃってただけど、それも陽向が初めてのペア相手だったからそんな気がしてるだけ!きっと誰とやっても変わらないもん!

2人で最強だとしても、1人が弱いわけじゃない。

1人だって強いもん、負けないもん。


だから全然いいよ、陽向がいなくたってわたし1人だってー…


「ひーなちゃん♬」

ひょこっと後ろから現れた声にビクッとしちゃった。その瞬間、あかりちゃんの表情が変わったから。

「湊くん…!」

「一緒に練習しよ?今日からペアだし、オレら」

あかりちゃんがじーっとわたしの顔を見てるのがわかる、そんな見なくてもいいのに。これはただ練習に誘われただけで仕方なくのペアだから、これでどうのとかないよ。

「うん、練習…しよっか」

すっごい気は重いけど、でもバドやめたくないし。
バドミントンやりたかったんだもん、テレビで見てカッコいいと思って始めたかったんだもん…

諦めたくはないから。