響け!星夜のセレナーデ

「ハリエット、君に伝えたいことがもう一つあるんだ」

レオンハルトはハリエットを見つめた。彼女は「何でしょうか?」と訊ねる。心臓の鼓動がどこか騒がしい。レオンハルトは口を開いた。

「ーーー私は君を、心から愛している」

「えっ……」

ハリエットの顔が赤く染まる。レオンハルトはハリエットの手を握り締めた。

「一人の女性として、ずっと、ずっと、愛しているんだ。私を見てくれないだろうか?」

「……私で、いいんでしょうか?レオンハルトさんには、もっと素敵な人がーーー」

自身を否定しようとするハリエットを、レオンハルトは「君がいいんだ」と否定する。ハリエットの目から涙が溢れた。

「嬉しいです。だって、私もレオンハルトのことを愛していますから……」

レオンハルトは我慢できず振り返り、ハリエットを抱き締める。そしてしばらく抱き締め合った後、星が煌めく中で二人は唇を重ねた。