響け!星夜のセレナーデ

ジョセフが黒い光線を次々と放つ。レオンハルトとルートヴィッヒが防御魔法で光線を防ぐ。手足をカンガルーのものに変えたアントーニョが地面を蹴った。

「宙に浮いてねぇで地面に足つけて戦いやがれ!!この臆病者が!!」

アントーニョが拳を握り締め、ジョセフを殴ろうとする。ジョセフは防御魔法を使った。アントーニョの拳が弾かれる。

「クソッ!!」

「フン。甘いな」

ジョセフが呪文を唱えると、アントーニョの体に電流が走った。

「グワッ!!」

アントーニョの体が落ちていく。マーガレットが「トーニョ!!」と言いながら地面を蹴り、空中でアントーニョの体を抱き止めた。

「メグ、サンキュー。助かったぜ」

「トーニョ。君は馬鹿なのかい?何も考えずに突っ込んでいくからこうなるんだよ」

呆れた様子のオルハンの言葉に、アントーニョの額に青筋が浮かぶ。カナタが「今は喧嘩してる場合じゃありませんよ!」と声を上げた。