「……先、寝ますね」
「うん」
そのまま終わるかと思った、それなのに。
「……おやすみ」
画面を見たままの声。
近くで聞くと、思っていたより低い。
一瞬だけ、言葉を返すタイミングを迷う。
「……おやすみなさい」
やっと出た声は、少しだけ遅れていた。
返した瞬間、少し静かになった。
寝室に向かう途中で、なんとなく振り返る。
変わらない背中。
なのに、どうしてか少しだけ、気になってしまう。
この人が、ちゃんと眠れているのかどうか。
そんなことを考えてしまうくらいには、もう、ただの他人じゃない気がした。
「うん」
そのまま終わるかと思った、それなのに。
「……おやすみ」
画面を見たままの声。
近くで聞くと、思っていたより低い。
一瞬だけ、言葉を返すタイミングを迷う。
「……おやすみなさい」
やっと出た声は、少しだけ遅れていた。
返した瞬間、少し静かになった。
寝室に向かう途中で、なんとなく振り返る。
変わらない背中。
なのに、どうしてか少しだけ、気になってしまう。
この人が、ちゃんと眠れているのかどうか。
そんなことを考えてしまうくらいには、もう、ただの他人じゃない気がした。



