朝のやり取りを、すっかり忘れていた。
リモートで一日中、彼はここにいたのだろうか。
視線を部屋に巡らせて、違和感に気づいた。
「……あれ?」
思わず、声が漏れる。
昨日あれだけ散らかっていたダンボールが、減っている。
いや、“減っている”どころじゃない。
チェストが置かれている。
ハンガーラックも組み上がっている。
サイドテーブルも、さりげなくソファの横に収まっている。
「……え?」
思考が追いつかない。
「これ、全部……」
「うん」
彼はパソコンの画面から目を離さずに答える。
「組み立てた」
まるで“ゴミを出してきた”くらいのテンションで、普通にそう言ったものだから、こちらが間違っているみたいに感じてしまう。
「いや、量すごかったですよね!?」
「まあ、そんなでもない」
そんなでもあるって!
呆気にとられているうちに、彼はキーボードを打ちながら一瞬だけ視線をずらす。
「テレビボードも一応やっといた」
「……え」
視線を向けると、確かにきれいに設置されている。
昨日、説明書を見てそっと閉じたやつだ。
コード類もしっかりまとめられていて、ごちゃつきは一切ない。
リモートで一日中、彼はここにいたのだろうか。
視線を部屋に巡らせて、違和感に気づいた。
「……あれ?」
思わず、声が漏れる。
昨日あれだけ散らかっていたダンボールが、減っている。
いや、“減っている”どころじゃない。
チェストが置かれている。
ハンガーラックも組み上がっている。
サイドテーブルも、さりげなくソファの横に収まっている。
「……え?」
思考が追いつかない。
「これ、全部……」
「うん」
彼はパソコンの画面から目を離さずに答える。
「組み立てた」
まるで“ゴミを出してきた”くらいのテンションで、普通にそう言ったものだから、こちらが間違っているみたいに感じてしまう。
「いや、量すごかったですよね!?」
「まあ、そんなでもない」
そんなでもあるって!
呆気にとられているうちに、彼はキーボードを打ちながら一瞬だけ視線をずらす。
「テレビボードも一応やっといた」
「……え」
視線を向けると、確かにきれいに設置されている。
昨日、説明書を見てそっと閉じたやつだ。
コード類もしっかりまとめられていて、ごちゃつきは一切ない。



