……送信。
すぐに既読がついた。
数秒の沈黙のあと、開発から短い返答が入る。
〈その方向なら対応可能です〉
続けて、営業からも。
〈ありがとうございます。一度先方と調整します〉
画面を見つめたまま、安堵の息を吐いた。
まずはひとつ、片付いた。
ほっとしたのもつかの間。パソコンから小さな通知音が聞こえて見上げると、次の通知がもう届いている。
別の案件、別の確認、別の調整。
当たり前だけど、そう簡単に終わるわけがない。
これが日常であり、続いていくのだ。
だからこそ思考は止めないし、指も止めない。
『めんどくさそう』
頭のどこかで、まだその言葉が残っている。
……そうかもしれない。いや、たぶんそう。
事実だとしても。
「誰かがやらないと、回らないし」
誰に向けるわけでもなく小さくつぶやいて、次のタスクを開いた。
••┈┈┈┈••
午後いちで、パソコンの通知を開いたところで私は一度手を止めた。
────これは、チャットで詰める内容じゃない。
瞬時にそう判断して、椅子を引いて立ち上がった。
開発フロアへ向かうと、空気が少しだけ変わる。独特の、ちょっと静かで他のフロアよりちょっと静かな雰囲気。
キーボードの音が規則的に響いていて、会話は最小限だ。
すぐに既読がついた。
数秒の沈黙のあと、開発から短い返答が入る。
〈その方向なら対応可能です〉
続けて、営業からも。
〈ありがとうございます。一度先方と調整します〉
画面を見つめたまま、安堵の息を吐いた。
まずはひとつ、片付いた。
ほっとしたのもつかの間。パソコンから小さな通知音が聞こえて見上げると、次の通知がもう届いている。
別の案件、別の確認、別の調整。
当たり前だけど、そう簡単に終わるわけがない。
これが日常であり、続いていくのだ。
だからこそ思考は止めないし、指も止めない。
『めんどくさそう』
頭のどこかで、まだその言葉が残っている。
……そうかもしれない。いや、たぶんそう。
事実だとしても。
「誰かがやらないと、回らないし」
誰に向けるわけでもなく小さくつぶやいて、次のタスクを開いた。
••┈┈┈┈••
午後いちで、パソコンの通知を開いたところで私は一度手を止めた。
────これは、チャットで詰める内容じゃない。
瞬時にそう判断して、椅子を引いて立ち上がった。
開発フロアへ向かうと、空気が少しだけ変わる。独特の、ちょっと静かで他のフロアよりちょっと静かな雰囲気。
キーボードの音が規則的に響いていて、会話は最小限だ。



