仕事終わりに、いつもの最寄り駅ではない立川駅で降りた。
あまり来ることのない駅に来たのは、理由がある。
駅を降りて少し歩いたところにだらっと立っている大地さんは、おそらく暑さにイライラしている。
顔から苛立ちが伝わってくる。
ティッシュ配りの若いお姉さんが話しかけないほどには。
「大地さん」
「あ、おつかれー」
「お疲れ様です。すみません、ちょっと遅れちゃいました」
定時で上がれず、少し遅くなってしまった。
ちゃんと『遅れるからどこかで涼んでてください』と連絡したのに。
返信が一行。
『移動するのめんどくさいからここにいる』
彼らしくて笑ってしまった。
「夜になったのに暑い」
「夏は始まったばかりですよ」
「今すぐ冬になったらなあ」
「寒かったら寒かったで文句言いそう…」
まだ春夏秋冬を一緒に過ごしていないのに、なぜか彼の言動が目に浮かんでしまう不思議。
とりあえず郊外型の広い家具店へ足を運ぶ。
駅前のそこは、平日の夜なのに思ったより人が多かった。
モデルルームみたいな仕組みになりつつも、全部回ろうとするととんでもなく歩くので、かなり疲れる。
ピンポイントでベッドの売り場を目指した。
あまり来ることのない駅に来たのは、理由がある。
駅を降りて少し歩いたところにだらっと立っている大地さんは、おそらく暑さにイライラしている。
顔から苛立ちが伝わってくる。
ティッシュ配りの若いお姉さんが話しかけないほどには。
「大地さん」
「あ、おつかれー」
「お疲れ様です。すみません、ちょっと遅れちゃいました」
定時で上がれず、少し遅くなってしまった。
ちゃんと『遅れるからどこかで涼んでてください』と連絡したのに。
返信が一行。
『移動するのめんどくさいからここにいる』
彼らしくて笑ってしまった。
「夜になったのに暑い」
「夏は始まったばかりですよ」
「今すぐ冬になったらなあ」
「寒かったら寒かったで文句言いそう…」
まだ春夏秋冬を一緒に過ごしていないのに、なぜか彼の言動が目に浮かんでしまう不思議。
とりあえず郊外型の広い家具店へ足を運ぶ。
駅前のそこは、平日の夜なのに思ったより人が多かった。
モデルルームみたいな仕組みになりつつも、全部回ろうとするととんでもなく歩くので、かなり疲れる。
ピンポイントでベッドの売り場を目指した。



