彼と過ごす最後の週末の朝は、小雨が降っていた。
まるで私の今の気持ちみたいに。
もうずっと前から起きているのに、リビングへなかなか行けない。
永遠にゴロゴロしていた。
私、昨日なんて言った?
だいぶ告白じみたこと言ってなかった?
大地さんどんな顔してたっけ。
めちゃくちゃ困ってたような気がする。いや、“気がする”じゃなくて、絶対に困ってた。
この寝室から出たら、もう起きてる?まだ寝てる?
どっちにしろ、顔を合わせたら気まずい。
時計を見ると、九時過ぎ。
洗濯や掃除もしたいし、さすがにもう起きないと。
……あぁ、どんな顔をしたらいいんだろう。
気が重いまま、そっと寝室のドアを開けた。
リビングはカーテンも開いていて明るくて、外の薄暗い光がよく見える。
しとしとと雨音が静かに聞こえた。
「あ、おはよう」
ベランダから見える風景に気を取られていたら、不意に大地さんの声が聞こえて肩がびくっと跳ねる。
どんな顔をしたら、とか今の今まで考えていたのに。
振り向いたらいつもの顔で彼が立っていたので、拍子抜けした。
「…おはようございます」
わりと普通に挨拶はできた。
まるで私の今の気持ちみたいに。
もうずっと前から起きているのに、リビングへなかなか行けない。
永遠にゴロゴロしていた。
私、昨日なんて言った?
だいぶ告白じみたこと言ってなかった?
大地さんどんな顔してたっけ。
めちゃくちゃ困ってたような気がする。いや、“気がする”じゃなくて、絶対に困ってた。
この寝室から出たら、もう起きてる?まだ寝てる?
どっちにしろ、顔を合わせたら気まずい。
時計を見ると、九時過ぎ。
洗濯や掃除もしたいし、さすがにもう起きないと。
……あぁ、どんな顔をしたらいいんだろう。
気が重いまま、そっと寝室のドアを開けた。
リビングはカーテンも開いていて明るくて、外の薄暗い光がよく見える。
しとしとと雨音が静かに聞こえた。
「あ、おはよう」
ベランダから見える風景に気を取られていたら、不意に大地さんの声が聞こえて肩がびくっと跳ねる。
どんな顔をしたら、とか今の今まで考えていたのに。
振り向いたらいつもの顔で彼が立っていたので、拍子抜けした。
「…おはようございます」
わりと普通に挨拶はできた。



