老舗っぽい、ちょっと古いけど温もりのある食堂みたいなこのお店は、男性客ばかりだった。
みんなご飯は大盛りだ。ビールを飲んでいる人もけっこういる。
「ビール飲みたい…」
ぽろり、と出てしまった。
「飲めば?」
「……藍沢さんは?」
「今日はいいかな」
「じゃあ私もやめておきます。……ホッケ定食にします」
「飲めばいいのに。あ、すみませーん、注文お願いします」
彼はさくっと生姜焼き定食とホッケ定食を注文してくれて、またスマホでなにか見ている。
わりとずっとスマホを見ている姿ばかりなので、彼は会話はしないタイプだと踏んで私も話しかけなかった。
すると、今度は逆に彼から話しかけてきた。
「あの部屋の家具って、あれだけ?」
「え?…はい。あとは、必要な時に買い足すつもりで」
「俺、家具ないからなんか買うよ。なにがいる?」
「はい?」
聞き返すと、スマホの画面を見せられた。
めちゃくちゃ、家具の通販サイト。
ずっといじってたのは、これを検索していたらしい。
みんなご飯は大盛りだ。ビールを飲んでいる人もけっこういる。
「ビール飲みたい…」
ぽろり、と出てしまった。
「飲めば?」
「……藍沢さんは?」
「今日はいいかな」
「じゃあ私もやめておきます。……ホッケ定食にします」
「飲めばいいのに。あ、すみませーん、注文お願いします」
彼はさくっと生姜焼き定食とホッケ定食を注文してくれて、またスマホでなにか見ている。
わりとずっとスマホを見ている姿ばかりなので、彼は会話はしないタイプだと踏んで私も話しかけなかった。
すると、今度は逆に彼から話しかけてきた。
「あの部屋の家具って、あれだけ?」
「え?…はい。あとは、必要な時に買い足すつもりで」
「俺、家具ないからなんか買うよ。なにがいる?」
「はい?」
聞き返すと、スマホの画面を見せられた。
めちゃくちゃ、家具の通販サイト。
ずっといじってたのは、これを検索していたらしい。



