この日の帰りは、何も考えたくなくてマンションへ一直線に帰った。
一週間分の仕事の疲れと、諸々の疲れがのしかかる。
スーパーにも寄らずに帰ってきたから、冷蔵庫の中にあるものなんて思い出しもしていなかった。
ほとんど空の冷蔵庫を見て、大きなため息をつく。
……やばい。やる気が起きない。
今から買い出しに行く気力もない。
人をダメにするソファにもたれかかり、スマホでなにか頼んでみようかと思い始める。
外に出ればすぐにコンビニもあるというのに。
いったん寝そべると起き上がれない、このソファが悪いんだから。
なんならこれを買った大地さんが悪い。
……と、勝手に人のせいにしていると。
玄関のドアが開く音がした。
「ただいま」
遠くで声がして、「おかえりなさい」とリビングから返す。
起き上がりもしないで彼を出迎えるだめな私。
「……またそこで寝ないでよ」
リビングに入ってきた彼が、ふっと笑う気配がした。
「今日は大丈夫です。目は冴えてます」
「それならいいけど」
無音だった部屋に、賑やかな音楽が流れる。
彼がテレビをつけたらしい。
一週間分の仕事の疲れと、諸々の疲れがのしかかる。
スーパーにも寄らずに帰ってきたから、冷蔵庫の中にあるものなんて思い出しもしていなかった。
ほとんど空の冷蔵庫を見て、大きなため息をつく。
……やばい。やる気が起きない。
今から買い出しに行く気力もない。
人をダメにするソファにもたれかかり、スマホでなにか頼んでみようかと思い始める。
外に出ればすぐにコンビニもあるというのに。
いったん寝そべると起き上がれない、このソファが悪いんだから。
なんならこれを買った大地さんが悪い。
……と、勝手に人のせいにしていると。
玄関のドアが開く音がした。
「ただいま」
遠くで声がして、「おかえりなさい」とリビングから返す。
起き上がりもしないで彼を出迎えるだめな私。
「……またそこで寝ないでよ」
リビングに入ってきた彼が、ふっと笑う気配がした。
「今日は大丈夫です。目は冴えてます」
「それならいいけど」
無音だった部屋に、賑やかな音楽が流れる。
彼がテレビをつけたらしい。



