ゴミ袋を抱えて出ると、先に玄関から出ていた彼が「あれ?」と首をかしげる。
「今日ゴミの日だっけ?」
「可燃ゴミ、月曜と木曜でしたよ、たしか」
「忘れてた」
そう言って、彼が私の持っている袋をちらりと見る。
「ペットボトルは?けっこう溜まってた」
「それは資源ごみなので、明日出しますよ。今日は違います」
「出しちゃえばよくない?」
「よくないです。ちゃんと分けないと、回収してもらえないですよ」
即答すると、彼が少しだけ眉をひそめた。
「面倒だな」
ため息までついている。
このマンションみたいな集合住宅に住む以上、ちゃんとルールは守らなくてはならない。
最低限のマナーだ。
鍵を閉めて歩き出すと、後ろから彼がついてくる。
「誰も見てないでしょ」
「いや、こういうところってけっこう見られてますよ、たぶん」
話しながら誰もいないエレベーターに乗り込んで、ゴミ袋を抱え直す。
すると手に持っていた重さが急になくなる。
いつの間にか、彼がゴミ袋を持ってくれていた。
「今日ゴミの日だっけ?」
「可燃ゴミ、月曜と木曜でしたよ、たしか」
「忘れてた」
そう言って、彼が私の持っている袋をちらりと見る。
「ペットボトルは?けっこう溜まってた」
「それは資源ごみなので、明日出しますよ。今日は違います」
「出しちゃえばよくない?」
「よくないです。ちゃんと分けないと、回収してもらえないですよ」
即答すると、彼が少しだけ眉をひそめた。
「面倒だな」
ため息までついている。
このマンションみたいな集合住宅に住む以上、ちゃんとルールは守らなくてはならない。
最低限のマナーだ。
鍵を閉めて歩き出すと、後ろから彼がついてくる。
「誰も見てないでしょ」
「いや、こういうところってけっこう見られてますよ、たぶん」
話しながら誰もいないエレベーターに乗り込んで、ゴミ袋を抱え直す。
すると手に持っていた重さが急になくなる。
いつの間にか、彼がゴミ袋を持ってくれていた。



