イケメン男子はわたしのワンコくん!


「告白?」


聞き返して、首を傾げる。

ハルには意味が分からなかったか……。


「告白っていうのは、好きな人に好きって伝えることだよ」

「それなら僕、結芽ちゃんに毎日告白してるよ!」


満面の笑みで、嬉しそうに言うハル。


「うん、そうなんだけど、そうじゃなくて。なんていうかな……告白して、相手も同じ気持ちだったら、恋人になって、付き合うってことになるの」

「付き合う?」

「うん、デートっていうんだけど、ふたりでお出かけしたりとかするの」


わたしは一体何を説明しているんだろう。

ハルが何も知らないからしょうがないけど、喋れば喋るほど恥ずかしくって顔が赤くなる。


「とにかく咲ちゃんは、とっても大事なことを先輩に伝えるってことだよ!」


もうこの辺で説明は終わりにしたくて、少し強めにハルに言った。

するとハルは、キョトンとした後にニコッと笑って。


「そっか。よく分かんないけど、咲ちゃんの告白が上手くいけばいいね」


優しいハルの言葉に、わたしは「うん」と返事しようとした。だけど──。