イケメン男子はわたしのワンコくん!


***


「結芽ちゃん!」

「ハル!?なんで?迎えに来てくれたの?」


咲ちゃんとバイバイして、家へと向かっている途中。

わたしの名前を呼びながら、大きく手を振って、駆け寄ってきたのはハル。


「もう暗くなっちゃったから、おばあちゃんが迎えに行ってあげてって」

「そうなんだ……ありがとう」


無邪気なハルの笑顔を見た瞬間、なんだかとても嬉しくなる。

それは……。


「咲ちゃんから全部聞いたよ。ありがとね、ハル」


わたしがハルにお礼を言うと、ハルはキョトンとした後に、珍しく照れたように顔を少し赤くした。


「ううん、僕が何もしてないよ。みんなに仲良くして欲しくて、ちょっと思ったことを言っただけ」

「それでも、わたしも咲ちゃんもハルに感謝してる」

「咲ちゃんも?」

「うん、ハルのおかげで明日からも普通に学校に行けるって言ってた。それに……」

「それに?」

「咲ちゃん、告白するんだって」


百瀬くんになら言ってもいいよと、咲ちゃんが言ってくれていた。

だから口にしてみたけど『告白』というワードに、何だかわたしが恥ずかしくなる。

対するハルは、