イケメン男子はわたしのワンコくん!


ハルはそんなわたしの様子を少し見つめた後、隣に腰を下ろして、ポンポンと頭を優しくなでてくれた。


「っ……」


ハルの優しさにまた胸が苦しくなって、涙が込み上げる。

そして、


「ハル、どうしよう……また同じになっちゃった」


苦しくて悲しくて、どうしようもない気持ち。

涙と一緒に、震える声で絞り出す。


「もうこんなの嫌だったのに、なんでまたこうなっちゃうんだろう」


最近やっとまた、学校が楽しいと思えていたところだったのに。


「なんでっ、わたしばっかり。わたし、何もしてないのに……」


言いながら、ぎゅっと膝を抱える。すると、


「うん、結芽ちゃんは何もしてないんだよね……。だったら、それを素直に浅間さんに伝えたらいいんじゃないかな?」

 
静かに口を開いたハルに、わたしは顔を上げる。