イケメン男子はわたしのワンコくん!


「あ、えっと……ハルならたぶん、普通に誘っても喜んで行くと思うよ?」


『お祭り!?行きたいっ!』と、尻尾を振る感じで喜ぶハルの姿が容易に想像できる。


「そうかもしれないけど、ハルくん絶対小林さんのことも誘うでしょ?」


確かに……。

『結芽ちゃんも一緒に行こ!』と、わたしの手を引くハルの姿も容易に想像できる。


「そうじゃなくて、ハルくんと二人で行きたいの!小林さん、ハルくんのこと別に好きじゃないんでしょ?だったら協力してよ!」

「えっ……」


しびれを切らせたように身を乗り出して、強引に言う坂井さんに、わたしは正直戸惑う。

ハルが自ら坂井さんと一緒に行きたいというなら別にいい。

だけど、ハルの気持ちを無視してわたしが勝手に協力するのは何だか……すごく嫌だ。


「そう言われても……」


でも、どうやって断ったら良いのかも分からなくて。

わたしが返事に困っていると、