***
「どうした、夏目。なんかあった?」
「オレ? いや、別に?」
翌朝、春田にじっと顔を覗き込まれ、すっと顔を逸らしてとぼけて見せる。
意外と鋭いんだな、こいつ。
いや、いろいろ鈍すぎんだろっ! ってツッコミたいところ満載な男ではあるんだけども。
「ひょっとして、あのお土産、渡せなかったとか?」
「あー……あれは渡すのやめた。けど、他のもんはちゃんと渡したから」
「え、あれ結局渡さなかったのかよ」
「まあ、いろいろ考えた結果?」
「ふうん、そっか。ま、夏目がちゃんと考えて決めたんならいいんじゃね」
春田のヤツ、なんでもないふうに言ってはいるけど……これはさすがに訳アリだって悟られたよな。
「……ちょっとさ、このまま好きでいていいのかなー、なんてオレなりに考えてる感じ?」
今までのダチにはなかなか言えなかったような弱音も、こいつにならすっと吐き出せる。
オレと同じで、現在進行形でもがき苦しんでる同志だから……なのかもな。
「どうした、夏目。なんかあった?」
「オレ? いや、別に?」
翌朝、春田にじっと顔を覗き込まれ、すっと顔を逸らしてとぼけて見せる。
意外と鋭いんだな、こいつ。
いや、いろいろ鈍すぎんだろっ! ってツッコミたいところ満載な男ではあるんだけども。
「ひょっとして、あのお土産、渡せなかったとか?」
「あー……あれは渡すのやめた。けど、他のもんはちゃんと渡したから」
「え、あれ結局渡さなかったのかよ」
「まあ、いろいろ考えた結果?」
「ふうん、そっか。ま、夏目がちゃんと考えて決めたんならいいんじゃね」
春田のヤツ、なんでもないふうに言ってはいるけど……これはさすがに訳アリだって悟られたよな。
「……ちょっとさ、このまま好きでいていいのかなー、なんてオレなりに考えてる感じ?」
今までのダチにはなかなか言えなかったような弱音も、こいつにならすっと吐き出せる。
オレと同じで、現在進行形でもがき苦しんでる同志だから……なのかもな。



