俺たちの青春の半分は恋でできている ~信じてますか? 運命の恋~

「ネーミング、ださっ」

「う、うん。それはさすがにちょっとね」

「もうちょっとマシなネーミングはできなかったのか?」

「おいおい、全員異議ありかよっ。重要なのは中身なんだから、名前なんてどーでもいいだろうがっ」

 夏目が大げさに顔を歪めて不満の声を漏らす。


 そんな夏目の顔がなんだかおかしくて。


「……ぷっ。ごめっ……ふはっ!」

「ったく。何全力で笑ってんだよ、春田。つーか、秋山も……冬島もかよ!」


 なんてみんなに文句を言う夏目がまたおかしくて。

 腹を抱えて笑っていたら、最終的には夏目まで涙を流して笑い始めて。


 なんだよ、俺めっちゃクジ運よかったじゃん。

 こいつらと同室でマジでよかったわ。

 一人で落ち込む時間よりも、みんなで笑い転げる時間の方が何倍も救われる。


 ――ありがとな。


 俺は、心の中で三人に感謝した。