ダウナーちゃんは死にたがり


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翌⽇。

教室のドアを開けると、いつも通りの光景が広がっていた。

クラスメイトの声。

椅⼦のきしむ⾳。

ノートをめくる⾳。

その中で、亮哉の姿が⽬に⼊る。

机に肘をつき、暇そうにぼんやりと前を⾒つめている。

伊織はなにを考えるでもなく、ふらりと亮哉の机に近づいた。

トントン、と、机を軽く叩いた。

「おはよ。」

表情はいつも通り。

眠たげで、無気⼒なまま。

⼝調も淡々としていて、短く、⼒が抜けている。