"Mr&Mrs Ogiwara detective office" 事件簿1

練馬のオフィスは、結花の住んでいたマンションでキッチンを独立させて、リビングをお客様の応対用に利用しているが、法人相手なので商談や結果の報告などは相手の会社に出向くことが多い。

夏目副社長とコンピューター部門の責任者の篠田が結果の報告に行く事が多い。

だから篠田はスーツを事務所に置いている。

会社を訪問するときにはいつものスエットの上下というわけにはいかないからだ。

コンピューター部門の若者3人はいつもカジュアルな服装で仕事をしている。

リラックスしていないと頭が回らないと言う事らしい。ほんまかいなと結花は思っているが…

リビングとの続きのダイニングとの境にパネルブラインドをつけて間仕切りにしているのだが、たいてい開け放していることが多い。

ダイニングには6人掛けのゆったりとしたダイニングテーブルが置いてある。

会議にも使えるし皆で昼食を摂るのもこのテーブルだ。

結花の仕事部屋だったところと寝室は、壁を取り払って夏目と裕美のデスクに篠田を主任にコンピューター部門として矢部、有田の3人のパソコンデスクや周辺機器が置かれている。

結構ゆったりとした空間であと2人位増えても大丈夫だなと圭介は思っているようだ。

法人専門の調査会社なのでほとんどパソコンの調査で、機密漏洩や個人や会社の信用調査にはハッカーの手腕を要することもあり篠田の得意とするものだ。

WEBマーケテイングの依頼が入るとそれは結花の得意部門なので、結花主導でやっている。

あたらしいマーケテイングのアンケートを組んだり回答をまとめたりしている時に、圭介は時々パソコンを覗きに来るのだが、ソフトを構築する際のコンピューター用語の文字や数字の羅列を見て、頭が痛くなるといつも言っている。

新しい契約などは夏目が出向いていくし、新しい契約を取ってきたりするのも夏目の役目だ。

警察でも企業の機密漏洩や業務上背任行為などの捜査の経験のある夏目は、この仕事には適している。

尾行などをしなければいけない時は、夏目自信か行うが人手が足りない時は渋谷の副所長の鴻池や陽太にヘルプがかかる。

そうしてお互い協力して業務にあたっているのだ。