共依存の悪魔

<1年後、街の喫茶店>

カラン、カラン、

イステル
「いらっしゃいま…マスター!」

マスター
『イステル、久しぶり。』

イステル
「久しぶりって、珍しく3日空いただけですよ。毎日来てくれてるのに。」

マスター
『3日ぶりか…イステルのコーヒーが恋しくなるわけだ。』

イステル
「ほんと褒め上手ですよね…いつものウインナーコーヒーでいいですか?」

マスター
『お願いします。』

イステル
「好きですね、お待ちください!」

半年前、私は夢だった喫茶店をオープンした。

私が家出同然にこの街に来た時、優しくしてくれた組合のマスターに憧れたのが始まり。

私は冒険者として5年間、組合からの依頼をこなしてお金を貯めた。