共依存の悪魔

―(故・父親の本音)―

やれやれ…うっとおしいイステルをようやく追い出せた。

あいつはオレの支配欲を満たすどころか打ち消してくる…。

まったく不愉快だ…オレの支配が及ばないという不安を煽りやがって…!

イステルは自分の意志を持って貫こうとする、その態度が気に障るんだ。

唯一正しいはずのオレの考えと違う意見を出されたら、オレそのものが否定されたような気になるんだよ!

オレはこれまでの人生に納得してない。

自分を抑え、まわりが期待する道へ進んだだけ。

ずっと目を逸らしてきたのに、イステルを見てると目の前に後悔を突き付けられる。

痛いんだよ…!強制的に向き合わせるなよ…!

オレがずっと逃げてきたことに!