共依存の悪魔

<イステルの実家の裏山>

イステル
「…邪を払う力を…我に授けたまえ…!」

私が解呪の魔法詠唱を始めてしばらくすると、魔法陣に聖なる力が集まってきた。

(よし…順調!このまま呪いの術式の分解に進めば…!)

ところが、魔法陣に集まった力は、私の想定を超えて熱を帯びていった。

イステル
「熱い…まぶしい…!もしかして私…詠唱をまちがえた…?!」

パアァァァァ!

イステル
「きゃあ!!」




『ふぅ…久しぶりの地上ね。』



イステル
「…え?!!」

光が晴れた先に立っていたのは、聖なるイメージとかけ離れた姿の少女。

イステル
「まさか…悪魔を呼び出しちゃった?私、召喚魔法なんて全然…。」


『安心して、あなたの解呪魔法は成功。それで私が呼ばれたの。』

イステル
「じゃあ、あなたは…?」


『悪魔。名前はジルベラっていうの、よろしくね。』