スターライズ ① 〜アイドルになることは溺愛の始まり?〜



「あれ?金橋くん、アヒルのヘアピン付けてる……?」


「そうなの〜!僕のお気に入りっ!」


「へー、可愛いじゃん女子力高めの男子って感じ?」

「いいね〜、私は似合ってると思うよ〜」



お気に入りかぁ、本当に私よりも女の子っぽい、すごいなぁ、見習わないと……!


「あれ?でも昨日つけてなかったよね?」


「あ、えっと…………付け忘れちゃって、僕って少し抜けてるところがあるんだ〜」



たぶん2人も気づいたと思うけど、明らかに動揺してた。

でも詮索するのはダメな気がした。

何か、怖かったから。まだそこに踏み入ってはいけない気がしたから。