ヴァンパイア猫耳エクレア

「ところで、きみたちはしょんぼりしていたけど、何かあった?」

喜兵衛さんは頭の上の皿に紅茶を注ぎながらそう聞いた。

「それはね!青吉くんの家へ遊びに行ったけど遊びたくないんだって!」

「え?そうだったの?おかしいね。エクレアちゃんが一緒だったのに遊びたくないなんて。」

「でしょう!!!ひどいでしょう!!!!!ゆるさにゃい!」

お兄ちゃんは苦笑いした。

「青吉くんのことは最近町のみんなは心配してるよ。最初はただろくろ首古道具屋で仕入れしたスマホという人間の道具にちょっとハマりすぎているかな程度だったけど、それからは徐々に町に出る頻度が低くなり、やがて完全に引きこもった状態に。」

わたしはこの話に興味ある!!!わたしはテーブルに手をかけて、身を前へとかがめてじーっと喜兵衛さんの顔をのぞきこんだ。喜兵衛さんはちょっと後ずさりした。お兄ちゃんは慌ててわたひの肩を掴んでわたしを再び椅子へと引き連れた。