約束を超えた先で、君を待つ。

……なぁ。月音。前に、俺のことを太陽みたいだって言ってくれたことがあったよな。

あれ、照れくさくて言えなかったけど、本当はすごく嬉しかったんだ。

月音を照らす太陽。そんなことを思っちまって、恥ずかしすぎて言えなかった。

だけど、そうなりたいって。

月音が思ってくれる俺でいたいって。本気でそう思ったんだよ。

まだ伝えたいこともたくさんあって、早く月音のところに行かなきゃいけないのに。

早く会いたいのに。

抱きしめて、だいすきだと。そう伝えたいのに。

あぁ、俺ってやっぱ、とんでもない不幸体質だわ。

何が自分の身を最優先に考えるだよ。

とんでもねぇ嘘つきじゃねぇか。

……ごめんな? 月音。

また月音のこと、泣かせちゃうな。


訪れる衝撃から逃げるように、強く目を閉じた。