ケーキとプレゼント、それだけで本当に嬉しくて、幸せだと思っていた。だけど、陽太くんからのサプライズはまだ続いていたらしく。
「じゃーん!」
「え……タブレット?」
「そう! 今度はこれで映画見ようぜ!」
「映画!?」
陽太くんの鞄から出てきたのは大きなタブレットで、たくさんの映画やドラマが見られるサブスクに登録してあるらしい。
「ほら、ポップコーンもあるから!」
そう言ってキャラメルポップコーンを出してくれたけれど、
「さっきケーキ食べたばっかりでお腹いっぱいだよっ」
正直、ポップコーンなんて食べれそうもない。
「あ、そうだった。……じゃあこのポップコーンは月音のタイミングで食べて。とりあえず映画見よ!」
何が見たい?と聞かれても、よくわからないから陽太くんのおすすめを聞いてみる。
するとわたしが読んだことのあるミステリー小説の実写映画があり、それを見ることにした。
お母さんは一旦家に帰ると言って病室を出ていくから、陽太くんと二人きり。わたしの隣、ベッドの端にそのまま座った陽太くんは、
「一応病室だから、これ」
そう言ってイヤホンの片方だけを差し出す。
これって、もしかして一つのイヤホンで見るの?
そんな当たり前のことにドギマギしながらも、わたしは左耳、陽太くんは反対の右耳にイヤホンをいれて、再生ボタンを押した。
「じゃーん!」
「え……タブレット?」
「そう! 今度はこれで映画見ようぜ!」
「映画!?」
陽太くんの鞄から出てきたのは大きなタブレットで、たくさんの映画やドラマが見られるサブスクに登録してあるらしい。
「ほら、ポップコーンもあるから!」
そう言ってキャラメルポップコーンを出してくれたけれど、
「さっきケーキ食べたばっかりでお腹いっぱいだよっ」
正直、ポップコーンなんて食べれそうもない。
「あ、そうだった。……じゃあこのポップコーンは月音のタイミングで食べて。とりあえず映画見よ!」
何が見たい?と聞かれても、よくわからないから陽太くんのおすすめを聞いてみる。
するとわたしが読んだことのあるミステリー小説の実写映画があり、それを見ることにした。
お母さんは一旦家に帰ると言って病室を出ていくから、陽太くんと二人きり。わたしの隣、ベッドの端にそのまま座った陽太くんは、
「一応病室だから、これ」
そう言ってイヤホンの片方だけを差し出す。
これって、もしかして一つのイヤホンで見るの?
そんな当たり前のことにドギマギしながらも、わたしは左耳、陽太くんは反対の右耳にイヤホンをいれて、再生ボタンを押した。



