「それ以来、妹は人助けをしたいけど怖いって言うようになったんだ。トラウマになっちまったんだろうな。助けたいけど怖くて足が動かない、でも困ってる人がいるのに見て見ぬふりする自分が許せない。そう言って泣いてるの見たら、やっぱほっとけなくて。じゃあ俺が代わりにやってやるよ!って」
「すごい」
「俺も元々は妹と同じタイプで、おせっかいが好きなタイプなんだよ。ただ俺には勇気がなかったから、自分から動いていくことはできなかった。だからそれが当たり前のようにできる妹がかっこいいなって、実はずっと思ってたんだ」
「そうだったんだ……」
「ま、その初日に失敗して車に轢かれて、ここに運ばれてきたんだけどな!」
あの日を思い出しているのか、あれは痛かったなあなんて笑っている。
そうか。陽太くんの不幸体質は、実は人助けをした結果なのか。
兄妹そろってそんなに自分から人を助けたりできるなんて、すごすぎてわたしとは次元が違うと思ってしまう。
「すごい」
「俺も元々は妹と同じタイプで、おせっかいが好きなタイプなんだよ。ただ俺には勇気がなかったから、自分から動いていくことはできなかった。だからそれが当たり前のようにできる妹がかっこいいなって、実はずっと思ってたんだ」
「そうだったんだ……」
「ま、その初日に失敗して車に轢かれて、ここに運ばれてきたんだけどな!」
あの日を思い出しているのか、あれは痛かったなあなんて笑っている。
そうか。陽太くんの不幸体質は、実は人助けをした結果なのか。
兄妹そろってそんなに自分から人を助けたりできるなんて、すごすぎてわたしとは次元が違うと思ってしまう。



