「あ、ありがと」
「うん。どう? 面白いだろ」
「うん。……なんか、ここに出てくる主人公の友達が……」
「ん?」
「なんか、陽太くんみたいだなって思って……」
主人公を隣からずっと支えるその友達が、まるで陽太くんみたいに見えてきて。
まるで、わたしの隣で笑って励ましてくれる、陽太くんみたいに見えて。
読んでいて、主人公に自分を重ねてしまいそうになった場面もたくさんあった。
でも、それを本人を前に言うのはあまりに恥ずかしくて、言える気がしない。だから、
「……次のも読んでいい? 続き気になる」
照れ隠しにそう呟いて、陽太くんが持っている二巻を受け取る。ちらりと陽太くんを見てみるとその顔はほんのりと赤く染まっているようで、なんとも言えない表情をしている。
いつもわたしをからかってくるくせに、自分が照れると黙るなんてずるい。
だからって、わたしも恥ずかしいからそのまま表紙をめくる。するとあっという間にマンガの世界観に引っ張られ、わたしはそのまま何時間もかけて読み続けてしまった。
「うん。どう? 面白いだろ」
「うん。……なんか、ここに出てくる主人公の友達が……」
「ん?」
「なんか、陽太くんみたいだなって思って……」
主人公を隣からずっと支えるその友達が、まるで陽太くんみたいに見えてきて。
まるで、わたしの隣で笑って励ましてくれる、陽太くんみたいに見えて。
読んでいて、主人公に自分を重ねてしまいそうになった場面もたくさんあった。
でも、それを本人を前に言うのはあまりに恥ずかしくて、言える気がしない。だから、
「……次のも読んでいい? 続き気になる」
照れ隠しにそう呟いて、陽太くんが持っている二巻を受け取る。ちらりと陽太くんを見てみるとその顔はほんのりと赤く染まっているようで、なんとも言えない表情をしている。
いつもわたしをからかってくるくせに、自分が照れると黙るなんてずるい。
だからって、わたしも恥ずかしいからそのまま表紙をめくる。するとあっという間にマンガの世界観に引っ張られ、わたしはそのまま何時間もかけて読み続けてしまった。



