ゴースト・ガード~超人気配信グループは男装女子を溺愛中!?~

「そろそろ休憩終わりでいいか?」
 慧都先輩たちに間違った個所をチェックしてもらったところで、玲央先輩と白銀くんが歩いてきた。

「はい。大丈夫です。引き続き、よろしくお願いします!」
 まっすぐに背を伸ばしてそう言うと、玲央先輩は目を瞬いた。

「……意外だな。そろそろ『もう無理』って音を上げるかと思ったけど、あげはちゃんの目、まだキラキラじゃん。やる気満々って感じ」
「もちろんですよ。SEASONのステージにお邪魔させてもらうんですから、中途半端なダンスはできません」
「良く言った。それでこそあげはちゃん」
 玲央先輩は心底楽しそうに、嬉しそうに笑った。

「じゃ、最後までついてきてよ?」
「はい!」
 私は力強く床を蹴り、自分のポジションへと走り出した。