――えっ、聞かれてたの!?
昼休みの屋上は立ち入り禁止じゃない。
みんながSEASONに遠慮してるだけ。
そんなことわかってたはずなのに、いままで誰も来なかったから、誰かが盗み聞きしてる可能性をすっかり忘れていた。
しかも、岩清水さんはスマホを持っている。
もしかしたら、撮られていたかもしれない――そう思って、私は心底震え上がった。
私がキリヤだって、SNSで拡散でもされたら、一巻の終わりだ。
「何よそれ! あんただけ、ずるい! あんたなんかが、SEASONの隣に立っていいわけないんだから!!」
岩清水さんの剣幕に、何も言えずにいると。
「ずるいって、何が?」
白銀くんが冷静に言って立ち上がり、岩清水さんに近づいた。
「心霊スポット巡りのとき、『一緒に来てほしい』って立切さんに頼んだのはおれなんだけど。おれに文句を言いたいの?」
「えっ、白銀くんが? そ、それじゃあ……文句は言えないけど。でも、一緒にステージに立つのはやりすぎでしょ!!」
「何がやりすぎなのかな~?」
私の隣にいた慧都先輩が、のんびりとした口調で言いながら立ち上がる。
昼休みの屋上は立ち入り禁止じゃない。
みんながSEASONに遠慮してるだけ。
そんなことわかってたはずなのに、いままで誰も来なかったから、誰かが盗み聞きしてる可能性をすっかり忘れていた。
しかも、岩清水さんはスマホを持っている。
もしかしたら、撮られていたかもしれない――そう思って、私は心底震え上がった。
私がキリヤだって、SNSで拡散でもされたら、一巻の終わりだ。
「何よそれ! あんただけ、ずるい! あんたなんかが、SEASONの隣に立っていいわけないんだから!!」
岩清水さんの剣幕に、何も言えずにいると。
「ずるいって、何が?」
白銀くんが冷静に言って立ち上がり、岩清水さんに近づいた。
「心霊スポット巡りのとき、『一緒に来てほしい』って立切さんに頼んだのはおれなんだけど。おれに文句を言いたいの?」
「えっ、白銀くんが? そ、それじゃあ……文句は言えないけど。でも、一緒にステージに立つのはやりすぎでしょ!!」
「何がやりすぎなのかな~?」
私の隣にいた慧都先輩が、のんびりとした口調で言いながら立ち上がる。


