「……みんな……」
岩清水さんのことを話せば、みんなはきっと怒ってくれるだろう。
でも、彼女のあの必死な顔を思い出すと、悪口を言っているみたいでためらわれた。
「……その。私とSEASONのみんながこうやって、屋上で一緒にご飯食べたり、仲良くしてることをよく思ってない人がいるみたいで……」
私はギュッと、手を握り締めた。
「何それ。その人に何か言われたり、嫌がらせされたりしたの?」
「ううん、そんなことはないんだけど。うちの神社で、私とSEASONの縁が切れますようにってお願いするところを見ちゃったの……」
「なんだ、そんなことか」
玲央先輩が、あっけらかんと言った。
「そんなこと?」
私は朝からずっと思い悩んでいたのに、ささいなことみたいに言われて驚いた。
「神様にお願い? くだらねー、勝手にさせとけよ。オレたちの縁は神頼みで切れるような、うっすい縁じゃねーだろ?」
「そうだよ~。神様も、そんな身勝手なお願い叶えるほど暇じゃないと思うよ~?」
慧都先輩がウィンクする。
「……立切さん。その、神様にお願いしてた人っていうのは、知ってる人?」
白銀くんの問いに、私は小さく頷いた。
岩清水さんのことを話せば、みんなはきっと怒ってくれるだろう。
でも、彼女のあの必死な顔を思い出すと、悪口を言っているみたいでためらわれた。
「……その。私とSEASONのみんながこうやって、屋上で一緒にご飯食べたり、仲良くしてることをよく思ってない人がいるみたいで……」
私はギュッと、手を握り締めた。
「何それ。その人に何か言われたり、嫌がらせされたりしたの?」
「ううん、そんなことはないんだけど。うちの神社で、私とSEASONの縁が切れますようにってお願いするところを見ちゃったの……」
「なんだ、そんなことか」
玲央先輩が、あっけらかんと言った。
「そんなこと?」
私は朝からずっと思い悩んでいたのに、ささいなことみたいに言われて驚いた。
「神様にお願い? くだらねー、勝手にさせとけよ。オレたちの縁は神頼みで切れるような、うっすい縁じゃねーだろ?」
「そうだよ~。神様も、そんな身勝手なお願い叶えるほど暇じゃないと思うよ~?」
慧都先輩がウィンクする。
「……立切さん。その、神様にお願いしてた人っていうのは、知ってる人?」
白銀くんの問いに、私は小さく頷いた。



