「実は、ここには、うちの神社に仕えてる『神使』のクロがいるんです。黒い毛に、綺麗な金色の目をした狐です」
みんなは、さっき私が話しかけた空間――私の隣の空間を見つめている。
「神様の使いだから、クロはものすごい霊力を持ってるんです。クロが霊力をくれたから、私はトンネルにいた悪霊を祓うことができました。……信じてくれますか?」
みんなにはクロの声も、姿も見えないのに……本当に信じてくれるのかな?
「信じるよ」
四人の中で、一番最初にそう言ったのは、白銀くんだった。
「むしろ、納得した。たまに、立切さんの肩の上に何かぼやーっと白い影が見えるときがあったから」
「!! 見えてたんだ!!」
やっぱり、白銀くんはすごい!!
「ぼくは見えないけど、でも、信じるよ。キリヤがそう言うんだから、信じるに決まってるでしょう?」
「ボクも~。命懸けで守ってもらっておいて、いまさら信じないとかナシだもんね~」
「オレも。キリヤが言うなら、空にピンクの象が飛んでるって言っても信じるぜ!」
他のみんなも、口々にそう言ってくれて。
「ちなみに、私も信じるよ」
運転席で、和臣さんがグッと親指を上げた。
スマホをいじりながらも、私たちの会話はちゃんと聞いてたみたい。
「…………」
胸が、じんわり温かくなって、なんだか泣きそうになっちゃった。
みんなは、さっき私が話しかけた空間――私の隣の空間を見つめている。
「神様の使いだから、クロはものすごい霊力を持ってるんです。クロが霊力をくれたから、私はトンネルにいた悪霊を祓うことができました。……信じてくれますか?」
みんなにはクロの声も、姿も見えないのに……本当に信じてくれるのかな?
「信じるよ」
四人の中で、一番最初にそう言ったのは、白銀くんだった。
「むしろ、納得した。たまに、立切さんの肩の上に何かぼやーっと白い影が見えるときがあったから」
「!! 見えてたんだ!!」
やっぱり、白銀くんはすごい!!
「ぼくは見えないけど、でも、信じるよ。キリヤがそう言うんだから、信じるに決まってるでしょう?」
「ボクも~。命懸けで守ってもらっておいて、いまさら信じないとかナシだもんね~」
「オレも。キリヤが言うなら、空にピンクの象が飛んでるって言っても信じるぜ!」
他のみんなも、口々にそう言ってくれて。
「ちなみに、私も信じるよ」
運転席で、和臣さんがグッと親指を上げた。
スマホをいじりながらも、私たちの会話はちゃんと聞いてたみたい。
「…………」
胸が、じんわり温かくなって、なんだか泣きそうになっちゃった。



