ゴースト・ガード~超人気配信グループは男装女子を溺愛中!?~

「言いたくないなら、言わなくていいけど……」
「ふふ。『でも、教えてくれたら、嬉しいな~』って深冬の顔に書いてあるよ~」
 慧都先輩はいたずらっぽく笑って、白銀くんの頬を、人差し指でちょんっと突いた。

「! 慧都先輩!」
 白銀くんはほんのちょっとだけ顔を赤くした。

「ねえ、キリヤ。ぼくたち、誰にも言わないって約束するからさ。秘密があるなら教えて?」
 春宮くんは可愛く笑って、こてんっと首を傾げた。

「っ!!」
 そのあざといキラキラ笑顔は、私の心臓を直撃した。
 ――くっ、ずるいっ、可愛い!!

「オレも知りたいなー。絶対誰も言わないって誓うからさ。オレらのこと、ちょっとは信用してよ、キリヤ」
 ――本当に、信じてもいいのかなあ……?

 ううん。
 ――私は、信じたいんだ。

「……わかりました。話します」
「いいのか? 簡単に信じるとか言っておいて、また馬鹿にされて、嫌な目に遭うかもしれんぞ」
 私の隣にちょこんとお座りしているクロが、私を見上げる。

「ううん、大丈夫。信じるって決めたから」
 クロにそう言ってから、私は息を吸い込み、再びSEASONのみんなを見た。