「玲央先輩、配信は続けてもいいですけど、そこから動かないでくださいね! いざというときすぐに駆け付けられるように、みんなで固まっててください! いいですか、何があってもこっちに突撃してこないでくださいよ! 白銀くん! みんなをお願いっ!」
「わかった!」
白銀くんの返事を聞いた私は、改めてトンネルの奥をにらんだ。
ヤバい気配が、どんどん強くなっていってる!
「あげは、くるぞ!」
クロが体勢を低くして叫ぶ。
そして、トンネルの奥から、地鳴りのような音が響き渡った。
――ゴオオオオオオォ……!!
それは、まるで生き物が咆哮しているかのような、巨大なうなり声。
「な、なに!?」
「怖い〜!」
春宮くんと慧都先輩の怯えた声が聞こえた直後、トンネルの奥から、黒い霧のような塊が押し寄せてきた!
それは、無数の人の顔や手が、ぐちゃぐちゃに混ざり合ったような、おぞましい形をしていた。
「うわあああああっ!!」
慧都先輩の声が聞こえて、私は思わずそっちを見た。
慧都先輩は腰を抜かしたらしく、地面に座り込んでいる。
玲央先輩はスマホ片手に屈んで、「大丈夫?」と慧都先輩に尋ねていた。
春宮くんは邪気に当てられたのか、恐怖で意識を失ってしまったのか、ぐったりと白銀くんに寄りかかっている。
白銀くんは真っ青な顔で震えながら、それでも春宮くんを抱きしめていた。
――白銀くんと春宮くんが今日、破魔の鈴を持ってきたことは、車の中で確認済みだ。
だから、もしも私の視界の外で悪霊が襲ってきたとしても、しばらくは大丈夫のはず!
そう信じて、私はトンネルの奥に向き直った。
「わかった!」
白銀くんの返事を聞いた私は、改めてトンネルの奥をにらんだ。
ヤバい気配が、どんどん強くなっていってる!
「あげは、くるぞ!」
クロが体勢を低くして叫ぶ。
そして、トンネルの奥から、地鳴りのような音が響き渡った。
――ゴオオオオオオォ……!!
それは、まるで生き物が咆哮しているかのような、巨大なうなり声。
「な、なに!?」
「怖い〜!」
春宮くんと慧都先輩の怯えた声が聞こえた直後、トンネルの奥から、黒い霧のような塊が押し寄せてきた!
それは、無数の人の顔や手が、ぐちゃぐちゃに混ざり合ったような、おぞましい形をしていた。
「うわあああああっ!!」
慧都先輩の声が聞こえて、私は思わずそっちを見た。
慧都先輩は腰を抜かしたらしく、地面に座り込んでいる。
玲央先輩はスマホ片手に屈んで、「大丈夫?」と慧都先輩に尋ねていた。
春宮くんは邪気に当てられたのか、恐怖で意識を失ってしまったのか、ぐったりと白銀くんに寄りかかっている。
白銀くんは真っ青な顔で震えながら、それでも春宮くんを抱きしめていた。
――白銀くんと春宮くんが今日、破魔の鈴を持ってきたことは、車の中で確認済みだ。
だから、もしも私の視界の外で悪霊が襲ってきたとしても、しばらくは大丈夫のはず!
そう信じて、私はトンネルの奥に向き直った。



