「イエーイ、ドッキリ大成功ー! みんな、いまの見た? 光成のビビり顔、スクショチャンスだったでしょ! オレのおかげ!!」
ドヤ顔で胸を張る玲央先輩の手には釣り竿が握られていた。
もちろん、釣り竿の先についているのは、板こんにゃくだ。
「ふん。どうせそんなことだろうと思ったわ。ここには何の気配もないからな」
クロが呆れたように言った。
「なあ慧都、いまのちゃんと撮ったよな?」
「撮ったよ。でも、わざと驚かせるのは悪趣味じゃない~?」
慧都先輩は苦笑いしている。
「いや、だって、有名な心霊スポットだっていうのに何も起きねーんだもん。配信者としては、撮れ高ほしいじゃん?」
「もう、玲央先輩! 本気で怖かったんですからねっ!」
「……玲央先輩。そういう『お化け屋敷の定番』みたいなのは、もうやめてください」
春宮くんは怒り、白銀くんはため息をついた。
「あはは、ごめんごめん! 板こんにゃくは後でちゃんと食べるし、光成は後でジュースおごるから許して!」
「パフェも追加で」
「じゃあおれはコンビニで一番高いアイスにする」
「なんで深冬にもおごることになってんのっ!? お前は何の被害も受けてねーじゃん!」
「おれだって、いきなり光成に叫ばれて、無駄に驚かされたので被害者です」
「あーもうわかった、おごるよ、おごればいいんだろ!」
四人の楽しそうなやり取りを見て、私もこっそり笑っていると、白銀くんがこっちを見た。
ドヤ顔で胸を張る玲央先輩の手には釣り竿が握られていた。
もちろん、釣り竿の先についているのは、板こんにゃくだ。
「ふん。どうせそんなことだろうと思ったわ。ここには何の気配もないからな」
クロが呆れたように言った。
「なあ慧都、いまのちゃんと撮ったよな?」
「撮ったよ。でも、わざと驚かせるのは悪趣味じゃない~?」
慧都先輩は苦笑いしている。
「いや、だって、有名な心霊スポットだっていうのに何も起きねーんだもん。配信者としては、撮れ高ほしいじゃん?」
「もう、玲央先輩! 本気で怖かったんですからねっ!」
「……玲央先輩。そういう『お化け屋敷の定番』みたいなのは、もうやめてください」
春宮くんは怒り、白銀くんはため息をついた。
「あはは、ごめんごめん! 板こんにゃくは後でちゃんと食べるし、光成は後でジュースおごるから許して!」
「パフェも追加で」
「じゃあおれはコンビニで一番高いアイスにする」
「なんで深冬にもおごることになってんのっ!? お前は何の被害も受けてねーじゃん!」
「おれだって、いきなり光成に叫ばれて、無駄に驚かされたので被害者です」
「あーもうわかった、おごるよ、おごればいいんだろ!」
四人の楽しそうなやり取りを見て、私もこっそり笑っていると、白銀くんがこっちを見た。



