「じゃあ早速、公園内を歩いていきましょー! さーて、噂の幽霊はいるかなー?」
SEASONのメンバーがそれぞれ挨拶した後で、玲央先輩が歩き出した。
雑談したり、たまに怯えたりしながら、私たちは公園内をぐるりと一周した。
公園の入り口まで戻ってきたけど、特に何も起きなかった。
――と、思いきや。
「うわあっ!?」
後ろから春宮くんの悲鳴が聞こえて、私は驚いて振り返った。
――えっ、まさか幽霊がいたの!?
クロは何の反応もしてないし、私も何も感じなかったのに!?
「どうしたの!?」
慌てて駆け寄る。
春宮くんの隣にいる白銀くんは、何故か冷たい目で玲央先輩を見ていた。
「……ん? なにこれ、糸?」
私は春宮くんの頭上に垂れ下がっていた透明な糸を指先でつまみ上げた。
その先に付いていたのは……。
「……こんにゃく?」
暗闇の中でゆらゆらと揺れていたのは、スーパーで売っている『板こんにゃく』だった。
SEASONのメンバーがそれぞれ挨拶した後で、玲央先輩が歩き出した。
雑談したり、たまに怯えたりしながら、私たちは公園内をぐるりと一周した。
公園の入り口まで戻ってきたけど、特に何も起きなかった。
――と、思いきや。
「うわあっ!?」
後ろから春宮くんの悲鳴が聞こえて、私は驚いて振り返った。
――えっ、まさか幽霊がいたの!?
クロは何の反応もしてないし、私も何も感じなかったのに!?
「どうしたの!?」
慌てて駆け寄る。
春宮くんの隣にいる白銀くんは、何故か冷たい目で玲央先輩を見ていた。
「……ん? なにこれ、糸?」
私は春宮くんの頭上に垂れ下がっていた透明な糸を指先でつまみ上げた。
その先に付いていたのは……。
「……こんにゃく?」
暗闇の中でゆらゆらと揺れていたのは、スーパーで売っている『板こんにゃく』だった。



